2025/01/15 20:02 |
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2006/10/29 15:01 |
トレーナー活動Ⅱ(To Skyさん) |
Skyさん、書き込みありがとうございました。
トレーナーといっても色んな形態のトレーナーが日本にはいます。
コンディショニングを中心に行う人、マッサージを中心に行う人、コーチ的な役割をする人など、競技によってもトレーナーの役割や求められるものは異なってくると思います。
私の場合、コンセプトとして
傷害予防とパフォーマンス向上の為のコンディショニング指導
怪我をした選手のリハビリテーション・リコンディショニング
スポーツマンとしての健全育成
を特に意識して動いています。
また、例えば、選手が足関節の捻挫をした場合、テーピングを巻くことがあると思いますが、「足関節捻挫=テーピングを巻いてあげる」ということは短期的なビジョンでしかありませんよね。
確かに、テーピングを巻くことで試合には出れるかもしれません。
しかし、これから先、練習のときも試合のときもトレーナーがずっとついてテープを巻くでしょうか?
また、テープを巻けば捻挫は治るでしょうか?
テーピングに頼ることで足関節の可動域制限が出てきたり、筋力低下、バランス低下など、二次的に起こる障害が考えられますよね
こういった場合、私は、「今回は試合にはテーピングを巻いて出たけれども、テーピングに頼るのではなくて、これからは捻挫によって不安定になった足関節を強化することや、全身のバランス(その選手の弱い部分を具体的に説明してあげる)を強化していこうそしたら今よりもっといい動きができるよ」とアドバイスしています。
スポーツに怪我はつきものです。怪我が起こったときの選手のモチベーションをあげることの対応も一つのトレーナーのスキルです。
ですから、本当に選手のことを考えるのであれば、短期的なビジョンと長期的なビジョンをもって選手と接して行ってはどうでしょうか。
これは監督とも同じだと思います。
なんでも「してあげる」ではなく、「出来るように教える」というのをまずは考えるようにしています。
1度では中々理解してもらうのはすごく難しいです。
同じ事を何度も繰り返したり、言い続けたりすることでやっと分かってもらえると思います。
途中で諦めたらそこで終わりです。
やり続ける気持ちを持ち続けることが私の一つのトレーナースピリッツです。
無題
2006年10月29日日
お返事ありがとうございます。スゴイ立派なビジョンを持たれていてスゴイなぁって思います。私の場合、目の前で痛がっている人を見るとついどうにかしたいって思ってしまいます。下手すると頭より先に行動してしまっていたりaoiumiサンの言う短期的なビジョンでしかないですよね。怪我した直ぐは結構こちらの言うことに耳を傾けてもらえると思うんですけど、痛みの軽減と共に傾けて貰える時間も減っていく気がします。選手もそうですが監督とかは特に試合が迫っていたりすると選手に無理を強いてしまうことも多いと思います。そんな時はどう行った対応をとられますか
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