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No Dream, No Life !!

夢と情熱大好き!!! 坂もっちゃんのそのまんまブログ
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2007/06/12
02:14
Tennis

昨日は高校生のテニス大会でサポートしてきた。
大会とは、国体の県代表を決める大会。
とはいっても団体戦では実は前年度Champion!!
かなりのハイレベルの選手が集まっての大会なのです。

そんな中、チーフトレーナーとしての活動をしてきました。
気温が上がる中、熱中症など選手のコンディションに注意しながらの1日でした。

利用目的で多かったのがReconditioning.
みんな何かしらの痛みや故障を抱えながらハードな練習をこなしているんです。

1日に何人もの選手がトレーナールームを利用してくれました。

写真は高校総体でも優勝候補のI君。
訴えは左膝(膝蓋骨上部の中央~外側)に痛みを訴えてきました。
早速問診をして評価。

痛みの原因としては、肩甲帯・肩関節・体幹の動きに大きな問題がありました。
アプローチは膝周囲の筋(特に外側)の緊張を落として、あとは、肩甲骨・肩関節・体幹の柔軟性を出して、正しい筋収縮を再学習しました。

結果は痛みも軽減し、サーブやストロークのコントロールや威力もアップしたとのこと(選手談)
圧勝で優勝しました。
おそらく痛みがあっても優勝したと思うのですが、実際の動きを見ても肩甲骨の動きはかなり改善されていました。

 


他の選手でも前腕の疲労を訴えてきた選手に対しては足部と股関節・骨盤に対してアプローチしてかなり良い改善が見られたりして、コーチや保護者の方から
「今まで見たことがないくらい体の動きがいい」
と、ありがたい言葉をいただきました(お世辞でしょうが

何より大怪我がなく無事に終わったことが一番
選手の皆さんお疲れ様でした。

アスレティックトレーナーをしてて良かったと思う瞬間は
選手や関係者の笑顔やうれしい言葉を聞いたときが一番だなぁ

いつも選手にたくさんの元気をもらっています

みなさんはどうですか
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はじめまして。
2007年06月12日火

Aoiumiさん
いつもBlog拝見させて頂いています。理学療法にとても興味があり勉強したいと考えています。

そこで今回のテニスの記事でご質問があります。
>痛みの原因としては、肩甲帯・肩関節・体幹の動きに大きな問題がありました

このコメントにもある、膝と肩関節の動きの関連性についてどのような見方で痛みの原因を導き出されたのですか?
この見方は理学療法士特有の見方なのでしょうか?


T・Jさん
2007年06月12日火

T・Jさんコメントありがとうございます。
動作分析は理学療法士特有の見方ということはないと思います。

ただ、私はスポーツ選手(一般の患者さんも)を診るときは
「構造と機能」
を考えて評価やアプローチを行っています。

というのも、スポーツ障害のほとんどは痛みを訴える部位に原因があるのではなく、他の部位に原因があり、運動連鎖やアライメントによって、ある部位に機械的ストレスが持続的にかかり障害が発生するケースを多々経験します。

なので、スポーツ動作を観察することで、起こりうる障害を予想したり、疼痛の原因を考えたり、パフォーマンス低下の原因を考えたりします。

評価にはトップダウン、ボトムアップなど、色々な方法があると思いますが、私はスポーツ動作分析は重要と考えています。

今回の選手は非常に肩甲骨~上腕の筋の柔軟性が悪く、下降性の運動連鎖によって体幹の側屈・伸展、骨盤の後傾などにより重心の位置が後外側に偏移してしまっていました。

更には足部のアライメントも扁平回内足であったので、外側の膝伸展機構である大腿四頭筋(特に外側広筋)や、大腿筋膜張筋などに過負荷がかかり、今回の疼痛が起きたのかと予測し、アプローチしました。

結果はプレイに支障がない範囲まで痛みは軽減し、プラス、パフォーマンスの向上も見られました。

答えになったでしょうか?
動作分析ははじめは難しいでしょうか、普段から色んなスポーツをTVなどでみて考えてみると楽しいですよ。

無題
2007年06月13日水

Aoiumiさん

的確なお答えどうもありがとうございます。まさに僕が求めていたお答えです。
この動作分析がどうしてもできるようになりたいんです!!
なぜなら、以前僕がアキレス腱炎をした際、理学療法師の先生の方に大変御世話になり感銘を受けたことがきっかけです。
その方は、僕の歩行動作を前後から数回みるだけでアライメントの異常やストレス部位を指摘され足関節以外にも膝関節の動きからくるものだと指導されました。

これを機会に動作分析を勉強したいと参考書などを探しみたのですがなかなか見つからず・・・。やはりAoiumiさんがおっしゃるようにたくさんのスポーツを見ることによって自分なりに動作分析をすることが習得の近道なのでしょうか?

T・Jさん
2007年06月14日木

私も動作分析の文献などで「これだ!」というものを探しきれてません。
なので、今まではさまざまなスポーツ現場で動作分析と機能評価を結びつけてました。

今では、傷害に対してのみでなく、選手のパフォーマンスを向上させる目的でも行っています。

特に力を入れてる選手が現在2人います。

一人は高校男子バスケットボール選手です。
彼はシューターなのですが、シュートが入るときと入らないときの波がかなり激しいのです。
先日おこなわれた高校総体県予選で3POINTシュートは

なんと・・・

0/14

膝と股関節の使い方が以前から気にはなっていたのですが、これを期にフォーム改造に取り組んでいます。


もう一人は女子陸上の選手

彼女は下肢の筋バランス(特に四頭筋とハムストリングス)が悪く、肩甲骨がうまく使えてなく、ハムストリングスの損傷を起こしていました。

1年間筋バランスや肩甲骨や体幹・骨盤に対してアプローチしました。

結果、その後は怪我もなく総体県予選100mと200mのchampionになりました。

やはり、最後は自分の眼だと思うので、正しい機能的な身体活動を意識しながらスポーツ動作を観察してみてはどうでしょうか?

もし、よい本があれば教えてくださいね!!

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